うなぎのやっ古

「うなぎのやっ古」は、浅草に200年以上もの歴史を刻む老舗のうなぎ料理店です。この店には、勝海舟とジョン万次郎が連れ立って訪れ、うなぎを堪能したと伝えられる逸話が残っています。歴史上の偉人たちも愛した味が今も変わらず受け継がれているのですね。

ここで提供されるうなぎは、肉厚でしっかりと脂がのった身が特徴。蒸し工程を経て、継ぎ足しながら受け継がれてきた秘伝のタレをくぐらせることで、うなぎの旨味が一層引き立ちます。そして備長炭で丁寧に三度焼き上げることで、外はカリッと香ばしく、中はふっくらとした柔らかい食感に仕上げられるのが魅力。

この職人技の詰まった伝統的な製法は、訪れる人々に特別なうなぎの味わいを届けており、浅草の風物詩の一つとして親しまれています。食べるたびに長い歴史を感じさせる一品です。



　

みるくの樹

「みるくの樹」は、洋菓子作りに60年の経験をもつオーナーが営む、こだわりの洋菓子店です。浅草の芸人たちにも愛される人気の理由は、オーナーがひとつひとつ丁寧に手がけるスイーツの味わいにあります。

特に、注文を受けてからクリームを詰める「シナモンシュー」は、サクサクとした生地と、香り高いシナモンの絶妙なバランスが楽しめる一品。また、甘さ控えめでありながら、しっかりとした甘みが感じられる「はちみつりんごパイ」は、甘党にぴったりです。

60年の技が詰まった洋菓子の数々は、訪れる人を笑顔にしてくれる特別な味わいですね。



　

水口食堂

「水口食堂」は、100種類以上の豊富なメニューが揃う、地元住民や浅草で活動する芸人たちに親しまれる老舗定食屋です。食材や調理法にこだわり抜いた味わいが、多くのファンを魅了しています。

特に、人気の「いり豚定食」は、この一品のために特別に作られる自家製カレーソースで味付けされており、豚肉と玉ねぎを高火力で一気に炒めることで、香ばしさと旨みが引き立ちます。食欲をそそる香りとジューシーな食感がクセになる定番メニューです。

手頃な価格でボリューム満点の料理が楽しめる「水口食堂」は、いつ訪れても温かいおもてなしと、家庭的な味わいに癒される場所ですね。