いろりの宿 芦名

いろりの宿 芦名は、歴史ある120年前の蔵や古民家の資材を見事に再利用し、温かみと趣を感じさせる宿泊施設として評判を集めています。

また、あの手塚治虫先生も訪れたことがあり、その際の思い出が漫画「スリル博士」に描かれています。会津旅行のエピソードとして紹介され、訪れたファンにとっても興味深い作品ですね。

この宿では、囲炉裏を囲んで味わう会津の郷土料理が絶品で、土地の恵みを活かした素朴な料理がじんわりと心にしみわたる美味しさです。料理とともに囲炉裏のあたたかさも楽しめる、ここだけの特別な体験です。



　

松本家本店

松本家本店は、江戸時代後期より会津や東山温泉に訪れる湯治客に親しまれてきた、歴史ある 和菓子屋です。

特に評判なのが、「水ようかんカップ」です。北海道産の良質な小豆と信州産の天然寒天を使用し、昔ながらの製法で丁寧に作られています。この製法では、小豆の粒をそのまま残しているため、食べたときに小豆本来の豊かな風味と食感が楽しめる、少し珍しい逸品ですね。

その優しい甘さと自然の味わいは、他ではなかなか味わえないもの。湯治の合間に、この特別な水ようかんを味わう時間もまた、松本家での大切なひとときです。



　

会津東山温泉 向瀧

会津東山温泉の向瀧（むかいたき）は、明治維新の時代に会津藩の湯治場として使われていた温泉施設を引き継ぎ、旅館として創業された歴史ある宿です。その長い歴史の中で、湯治客に愛され続け、会津の豊かな温泉文化の一部として大切に守られてきました。

また、向瀧には数々の偉人たちも足を運びました。伊藤博文や野口英世、与謝野晶子など、日本の歴史に名を残す人物がここでひとときを過ごし、温泉と自然の美しさに触れたとされています。

さらに、皇族が宿泊するために設けられた特別な部屋があり、その部屋は創業当時のままの姿で保存されています。この貴重な空間は、歴史と格式を今に伝えるものとして、他では味わえない特別な価値がありますね。

会津の豊かな自然と歴史の趣が漂う向瀧での滞在は、温泉と共に時代を超えた魅力を感じるひとときです。



　

会津武家屋敷

会津武家屋敷は、江戸時代の風情を現代に伝える場所として、会津藩の家老の邸宅やその時代の町並みが忠実に移築・再現されている建造物群です。まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気を味わうことができ、歴史ファンにも人気の地域歴史博物館です。

この武家屋敷は、大河ドラマ「八重の桜」の撮影地としても使用され、歴史の舞台として注目を集めました。また、地元の子どもたちの社会科見学にもよく利用され、教育の場としても重宝されています。

さらに、海外から訪れる観光客にも「SAMURAI CITY」として知られ、侍文化に触れる貴重な体験ができる場として評価が高まっています。日本文化をより深く知りたいと訪れる外国人も多く、国際的な人気スポットになっていますね。

日本の伝統と歴史の息吹を感じられる会津武家屋敷でのひとときは、訪れる人にとって特別な思い出となるでしょう。



　

とん亭

とん亭は、福島県のカツ丼ランキングで堂々の1位を獲得したこともある、実力派の人気とんかつ屋です。地元の食材を活かしたこだわりのメニューで、多くのグルメファンを魅了しています。

とりわけ注目すべきは「会津こだわり丼」。分厚くカットされた福島産ブランド豚のロース肉を生パン粉でカリッと揚げ、秘伝のソースにたっぷりとくぐらせてご飯に乗せた一品です。ボリュームもさることながら、噛むごとに肉の旨味が溢れ、満足度も抜群ですね。

さらに、「八重うまっソースかつ丼」も見逃せません。こちらは会津産の馬肉をミルフィーユ状に重ね、贅沢な厚みと柔らかさが楽しめる一品として仕上げられています。口の中でとろけるような食感が絶品で、リピーターも多いとか。

福島の豊かな食材と伝統の調理法が織りなすとん亭のカツ丼は、まさに極上。ここでしか味わえない美味しさをぜひ一度ご堪能ください。



　

大内宿

大内宿は、かつて会津若松市と日光今市を結ぶ重要な街道の宿場町として栄え、今もその歴史と風情を色濃く残しています。江戸時代の宿場町の佇まいが見事に保存され、茅葺き屋根の家々が軒を連ねる景観はまさにタイムスリップしたかのような雰囲気です。

現在もこの地には多くの住民が暮らしており、歴史の中に今を感じさせる生きた町であることも、大内宿の魅力のひとつですね。また、昔ながらの日本の風景に触れたいと、海外からの観光客にも大変人気があり、特に外国人観光客から高い支持を集めています。

古き良き時代の趣をそのまま残し、現代もなお生活の息づかいが感じられる大内宿。訪れる人々にとって、歴史と現代が織りなす独特の魅力が、ここでの特別な時間をより一層彩ってくれます。